昨日は、宮崎中小企業家同友会の、年に1回の「中小企業フォーラム」に参加してきました。
6つある分科会の中、私が参加した第5分科会では、有限会社紙ひこうきの中石氏が報告されました。(第17回みやざき中小企業経営フォーラム)
第5分科会のグループ長として、司会進行役、まとめ役をしましたが、
「地域の中で自社が出来ることは何か?」
という討論のテーマの中、グループ皆さんの意見を集約するのに苦慮しました。
中石氏のように同業者で一つにまとまって地域に貢献する、というのは現実には難しく、どうしても同業者同士で足の引っ張り合いをしてしまい、結局、地域の中で自社が出来ることは潰れないよう健全な会社経営をすることだ、という、ある意味、当然の流れになったからです。
とはいえ、金融業界の崩壊による世界的大恐慌を前に、地方の中小企業がその煽りを食らうことは必至であり、グローバルな危機に1社ではなかなか立ち向かえるものではありません。
同業者で難しいのであれば、他の事業者でもいいのでは?と話を進めながら、いくつか事例を述べると、スーパーなどの事業をしている、慶助という会社の方が、「物産展」というイベンがあり、無料で場所を提供している、と話をしていただきました。
ようやく、意見がまとまり、では発表となったのですが、時間の関係で私たちのグループには発表が回ってきませんでした。残念です。
さて、分科会の後、記念講演がMJホールにて行われました。
有限会社クロフネカンパニーの中村文昭氏による、
「人のご縁ででっかく生きろ!」
の題目で、
「頼まれごとは試されごと」
「人の予想は上回れ」
「出来ない理由は言うな」
「返事は2.0秒」
「今できることを探して動け」
など商いを通じて学んだことの話や
「人間力は人を喜ばせること」
そして、「仕事は楽しくする」ことの大切さをお話しされました。
落語家のような軽快な語り口調で、笑いあり、涙ありの人生について語る中村氏の話は、面白く、活力を与えてくれます。
講演後、懇親会では、色んな方と名刺交換をさせていただきした。
帰宅後、グループ長の緊張もあったのか、丸一日のイベントで疲れていたので、珍しく早目に寝ましたが、とても有意義な一日となりました。
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